こんにちは、YOSHIOです。
カードゲームとRPGを組み合わせたゲームがあるとのことで、さっそくプレイしてみましたので、感想を書いていきたいと思います!
ゲーム紹介
世界観・ストーリー
記憶を失った少年・少女がいきなり知らない場所に連れてこられ、戦いに巻き込まれていく・・・・・。
というストーリーですが、詳細は何も分かりません。
戦う理由も、目的も・・・・・。
これは、主人公たちも同じで、ストーリーを進めることで少しずつ明らかになっていくのだと思います。
少しミステリアスな雰囲気ですが、キャラクターが明るいこともあり、ストーリー自体に暗い雰囲気はありません。
状況に反して少しライトすぎるので、リアリティが薄いとも言えるかもしれませんが。
ゲームシステム
メインストーリーでもイベントでも、ダンジョンをクリアすることが目的となります。
ダンジョンは入るたびにマップが変わり、一番最後のボスを倒すことで、クリアとなります。
戦でつながっているマスにだけ進むことができ、後戻りはできません。
マスごとに色々なイベント「敵と戦う」「休息する」「買い物する」などがあります。
ちなみに、ダンジョン内で手に入れたカードやアイテムなどは持ち帰ることができません。
また、基本的にダンジョンにカードやアイテムは持ち込めないので、地産地消(違う?)となります。
段々と強くなっていく敵に対して、どういうルートで進み、何のカードを手に入れるのかを取捨選択していくゲームとなります。
バトルはカード選択のターン制で、攻撃や防御などのカードを選んで使用します。
カードは毎ターン5枚配布され、ターンが終わった時に使っていないカードも捨札となります。
山札はなくなると、捨札が新しい山札となります。
マナも毎ターン3ずつ付与されますが、前のターンで余ったマナを持ち越すことはできません。
ダンジョンに入る時に、戦具・ポーション・カードの持ち込みを選択できます。
戦具は持っているだけで様々な効果が得られ、一度手に入れればなくなることはありません。
武器は攻撃系のカードに影響を与え、防具は防御系のカードに影響を与えるものが多いです。
戦具はガチャで手に入れることができます。
アクセサリーは、バフやデバフ効果など様々です。
ポーションはダンジョン内で使えるアイテムです。
一度使うとなくなってしまいます。
また、ポーションを持っていくには、ダンジョン内で一度でも手に入れたポーションを研究する必要があります。
研究には大量の素材が必要となり、ポーションを持ち込む際にも更に素材が必要となります。
カードもポーションと同じくダンジョン内で一度でも手に入れ、研究をする必要があります。
こちらも研究と持ち込みに素材が必要となります。
ポーションもカードも持ち込めれば強力ですが、素材がもったいないので、ここぞという時だけにしましょう。
※自分は一度も持ち込んでいません
特徴
特徴としては、カードゲームだけど自分でデッキを構築するわけじゃないってとこですかね。
基本はダンジョン内でカードを集めるので、よくカードゲームにある「①カード集める→②デッキ作る→③対戦をする→④結果の分析→①に戻る」みたいなPDCAはありません。
カードゲームに当てはめると、シャドバの2pickとか手持ちのカードではなく、ランダムで選択されたカードをピックするシステムに似ていますね。
そこにRPGのような連戦であったり、アイテム手に入れられるイベント、戦具などの持ち込み要素が追加されている感じですね。
感想
プレイの感想
個人的には結構楽しめました。
ただ、普通のカードゲームよりは運要素が強いかなと。
まず、初期のカードは弱っちいので、ダンジョン内で手に入るカードやアイテムなどがかなり強力です。
ただ、手に入るのは完全にランダムなので、強いカードやアイテムが手に入らないこともあります。
そうなると、ダンジョン後半で敵が強くなってくると対抗が難しいです。
また、カードやマナを次のターンに引き継げないのも運要素を強くしています。
特にカードが揃っていない序盤に「相手が攻撃してこないターンに防御カードばっかり」「相手が攻撃してくるターンに攻撃カードばっかり」が続くと、序盤からボコボコにされます。
なので、ある程度「理不尽に負けることもある」ことは意識しておいた方がいいかなと思います。
山札に残っているカードはいつでも見れるので、それを加味してプレイすると多少安定すると思います。
※山札の残りが攻撃カードばっかりだから、多少攻撃食らっても1体倒しておくとか
運要素が強いと言いましたが、運ゲーというわけではなく、戦略要素もかなり多いです。
まず、バトル単体で見ても、どの敵から倒すかとか、ダメージを全く受けないように戦うのか、多少反撃を食らってもダメージ与えにいくのかとか。
高難度のダンジョンでは、一手ミスることでズルズル悪い流れになってしまうこともあります。
ダンジョンクリアという視点で見ると、更に選択肢が広がります。
敵を倒すことで、カードが手に入りますし、アイテムなども手に入れられる可能性もあります。
ただ、HPは持ち越しなので、連戦数が多くなるとHPが削られてボス戦が厳しくなることもあります。
他にも、ショップやキャンプで、何を選択するのかなどなど。
ただ、高難度のダンジョンは面白いのですが、簡単なダンジョンはめちゃめちゃ面倒です!
特にストーリーの序盤などは、適当にやっていてもまず負けないですが、それなりに時間がかかってしまいます。
オート機能があればなーって思ってしまいます。
最近のゲームはほとんどオート機能があって、それに慣れてしまったっていうのはありますが。
低評価のレビューについて
一応、低評価のレビューについても触れておこうと思います。
最初に言っておくと、このゲームの一番ダメな点はプロモーションなんじゃないかと思います。
ゲームをする前とした後で印象が違うと、結構な割合で離れていってしまうんじゃないかと。
「いい意味で裏切られた」なんて言葉もありますが、元々相当評価が低かったか、神ゲーレベルじゃないとないですよ。
よく落ちる
自分はiPhone6s Plusを使用しています。
確かに他のゲームと比べたら、落ちやすいかなとは思います。
ただ、レビューで書かれているような「遊ぶことが不可能、苦痛を覚えるレベル」ではありません。
1~2時間連続でプレイしていたら1回落ちるか落ちないかのレベルです。
ただ、端末個々によってしまう部分も大きいので何とも言えませんでしたね。
「iPone6s = 遊べない」ってわけじゃないとだけ。
ローグライクゲームじゃない
ローグライクゲームっていうと、なじみ深いのは不思議なダンジョンとかトルネコとかですかね。
自分自身なじみ深いジャンルではないのですが、入るたびにダンジョンがランダムに生成されるゲームですよね。
一応、入るたびにダンジョンはランダム生成されていますが、不思議なダンジョンみたいなゲームかと言われれば、全然別ゲームです。
そもそも「ローグライクRPG」と銘打ってますが、RPG要素はほとんどないですからね。
キャラクターのレベルとかありますが、レベルアップしたところでステータス上がったりとかするわけではないので。
カードゲームにダンジョン要素追加したよって感じなので。
戦略とかの方向性が結構違うように思います。
デッキ構築できないカードゲーム
デッキ構築するのはどこでって話ですね。
普通「デッキ構築×ローグライクRPG」って書かれてたら、自分で構築したデッキで、ダンジョンに挑めるって思いますよね・・・・・。
デッキ構築するのはダンジョンの中なのです。
個人的には手持ちカードでデッキを組むと、戦略性よりもどれだけいいカードを持っているかによって強さが変わってしまうので、最初からデッキが組まれている、またはピックしてデッキを組む方が、戦略性があるなーと思うので、プラス要素だったりします。
※おそらくデッキ組んでダンジョン攻略だとカード排出がガチャになる
カードゲームでも、デッキ構築よりも、決められたカードで戦う方が好きって人にはオススメですね。
持ち込みができるようになるまでが苦痛
カードやポーションを持ち込むためには研究が必要で、研究には大量の素材が必要です。
自分もチュートリアルで研究したカードとポーションしか研究できていません。
ただ、カードとポーションの持ち込みはあくまで救済要素で、持ち込まなくてもクリアできるバランスになっていると思います。
現在行われているイベントでは難易度マスター(最高難易度)でも、持ち込みなしで安定して★3でクリアできています。
※ちなみに戦具は武器:SR、防具:SSR、アクセサリー:Rです
まとめ
操作性とか研究に必要な素材数とか色々と、もうちょっとよくなるんじゃないかなーって思うことはありますが、全体的には楽しめています。
というか、気づいたら結構な時間が経っちゃってることが多いです・・・・。
ただ、サイトとかPVとか見て始めた人は「なんか違う」って思う人が多いのではないでしょうか。
だから、このゲームに合わない人が集まってしまって、逆に楽しめる人が集まっていないとか。
「デッキ構築!」とか「ローグライクRPG!」とかキャッチーな言葉で集客するのではなくて、もっと分かりやすくゲームシステムを伝えた方がよかったんじゃないのかなーと。
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